ブリティッシュ・エアウェイズは毎年40万回以上のフライトで何百万人ものお客様をお運びしていますが、幸いなことに急病が発生することは極めてまれです。フライト中の急病で最も多い病状は失神と腹痛です。
客室乗務員は応急手当(上級)と救命訓練(中級)を受けています。また、年に1度の再訓練も実施されています。要求される基準は監督機関によって定められている基準を上回ります。さらに、客室乗務員はMedLinkのサービスにアクセスし、経験豊富な医師から迅速なアドバイスを受けることもできます。
ブリティッシュ・エアウェイズの機内救急キットには規則で定められている条件をはるかに上回る医薬品や医療機器が揃い、世界的なベンチマークとなっています。キットには客室乗務員が投与できる医薬品に加え、医師や看護師が使用できる医薬品も含まれます。中身については定期的に点検が行われています。キットは契約先のAeromedic Innovations Ltd.から購入、同社が点検および補給を行っています。
以下のブリティッシュ・エアウェイズ・キット内容リストをダウンロード
心停止時に使用するAED(自動対外式除細動器)がすべての機内に備えられ、客室乗務員はヨーロッパ救急蘇生協議会のガイドラインに沿ったAEDの使用訓練を受けています。
MedLinkサービスは、MedAire, Inc.(アリゾナ州フェニックス)によって1998年6月から運営されており、サービスの内容は次のとおりです。
「良きサマリア人」とは、急患が出た時に援助を申し出てくださる医師などの医療専門家です。状況が深刻で乗組員の経験や訓練だけでは対応しきれないような場合、またはMedLinkの医師から具体的に指示があった場合、ボランティアで助けて下さる医療関係者が搭乗していないか客室乗務員がお尋ねします。
ブリティッシュ・エアウェイズは、機内で急患が発生して医療関係者に「良きサマリア人」に協力していただいた場合、それに伴ってご本人に生じる法的責任について補償いたします。また、米国などの一部の国では、「良きサマリア人」の立場に置かれた医療関係者を訴訟から守る法律が制定されています。